お魚を観ながら味わえる『honohono』

真鶴で「美味しいお魚料理が食べたい!」と思ったら、迷わず訪れてほしいお店があります。それが真鶴港のすぐ目の前に佇むレストラン「honohono(ホノホノ)」です。

潮風を感じるロケーション。白と青を基調とした爽やかでオシャレな外観。まるで地中海のレストラン! 一歩足を踏み入れれば、そこは美味しい予感とワクワクが詰まった素敵な空間です。

今回は、真鶴の魅力がぎゅっと詰まったこの人気店をご紹介します!

お店の前を歩いていると、まず目に飛び込んでくるのがドーンと置かれた大きな水槽! でも「わぁ、美味しそうなお魚!!」……なんて眺めるお寿司屋さんの水槽とは違います。

ぜひお店の中に入って、見てみてください。この水槽の中を優雅に泳いでいるのは、なんと真鶴の海で採集されたチョウチョウウオやヤッコといった種類の、色鮮やかな熱帯魚たちなんです!!

「えっ、真鶴の海ってこんなにカラフルなお魚がいるの!?」と驚くこと間違いなし。この子たちはもちろん観賞用ですが、チョウチョウウオ系からヤッコ系まで、わかる人にはわかる超絶レアなお魚ばかり!

詳しくは私の「フィッシュ日和」を読んでみてね

熱帯魚採集家の方なら、この水槽の前だけで数時間は語り合えちゃうはず。そうでない方も、眺めているだけで癒し効果十分。お子さんも喜ばれると思います。

お魚たちに癒やされた後は、いよいよお腹を満たす番。「honohono」さんのお料理の最大の魅力は、なんといってもそのお味と「地産地消」へのこだわり。

目の前の真鶴漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や、地元の農家さんから届く野菜を使った、イタリアン・フレンチベースのお料理が楽しめます。

メニューは基本的に日替わりなので、「今日はどんなお魚が入ったのかな？」というワクワク感もたまりません。ランチタイムには、お魚、お肉、パスタ、カレーなどから選べるメニューが大人気。

お魚料理はもちろんですが、実はお肉料理も驚くほど柔らかくて絶品! また、真鶴の海の幸をたっぷり煮込んだ名物のブイヤベースも外せませんね。リピーターになって、すべて味わい尽くしましょう。

これ書きながら思い出して、食べたくなってきちゃいました

そして、お楽しみはデザートまで。私が以前いただいたクリームブリュレは、表面のパリパリ感と中のトロトロ濃厚なクリームのバランスが絶妙で、「人生で一番美味しい！」と思わず唸ってしまったほど。

もしメニューにあったら、ぜひオーダーしてみてください!

美味しい料理に舌鼓を打った後は、少し店内を探検! 入り口付近には、真鶴や湯河原など近隣エリアで活動する作家さんたちの素敵な作品がずらりと並べられています。

陶器やアクセサリーなど、どれも温かみがあって個性的なものばかり。旅の思い出やお土産にもぴったりです。また、元は海鮮料理店だった建物に西海岸風にリノベーションが施され、どこか懐かしい「和」の面影を残す中庭(坪庭)の雰囲気も素敵です。

美味しい料理と真鶴の海、そしてお魚への愛が詰まった『honohono』さん。ハワイ語で「入り江」を表すhonoが、2回繰り返されてhonohonoになると「のんびりお散歩」という意味になるそうです。

ぜひお散歩しながら、一度訪れてみてください!!