水槽台をDIY!!
「水槽台」……水槽を置く台のことです。何の事だか分からないと、今回の記事を読み進めるにもイメージがつかみにくいと思いますので、先に完成品をお見せします。ジャーン!! どうですか? これをDIYで作ってみました〜!!

そうです。単なる木製の台なんです。でもこれが意外と大切で、私が今回立ち上げようとしている横幅90cmサイズの水槽になると、100ℓ以上の水が入ることになります!! 重量も100kgを超える計算になります(水は1ℓ=1kgです)から、普通のテーブルではNGなんですね。
もっと大きい120cm水槽や150cm水槽となると、200〜300kgに達するので、床をコンクリートで補強するアクアリストさんまでいらっしゃいます。台の方も鋼鉄製の頑丈な物が市販されているくらいで、お値段もウン万円になっちゃったりします。

水槽を設置する場所
さっそく製作に入る前に、もう一つ考えなくてはならないことがあります。水槽の設置場所です。せっかくの水槽ですからリビングに「どーん」と置きたくなるものですが、直射日光だけは避けなくてはいけません。直射日光が当たると、水槽内が苔(コケ)でびっしりになっちゃう……ってのに加えて、

「豆チョウ」なんて沖縄の熱帯魚なんだから、水温は高い方が良いだろう……と思われるかもしれませんが、広〜い海の水温は、沖縄の夏でも24〜26℃あたり。一方で猛暑、酷暑に悩まされる関東の夏は、気温35℃なんかに余裕で上昇しますよね。そして水槽の水温はほぼ室温と同じになるものです。
ですから、お金持ちアクアリストさんは水槽にクーラーを接続しています。あるんですよ、専用のクーラーが。でも、高価なクーラーを買わなくても、室内のエアコンが人間の快適に合わせてあれば、水槽の方もだいじょうぶ! さらに水まわりの近くにあると、何かと便利!!

製作の様子
設置場所が決まったら、あとはその寸法に合わせて日曜大工。DIYの良いところは、各ご家庭の都合に合わせて細部を調整しながら仕上げられるところですね。1cmや5mmの無駄もなく、ぴったりの設計で材木を切り出していきます。

最初にお伝えした通り、かなりの重量に持ちこたえる耐久性が要求されますので、よくホームセンターで売っている2cm×3cmくらいの角材では心細いかな? 私がもらった廃材は3cm×8cmの極太もの。切り出すにもゴツい電動丸ノコを使います。

材料が揃ったら、木材の厚みを貫通する4cmや10cmの木ネジで組み立て。電動ドリルで下穴をあけてから、十分な強度が出るように1ヶ所につき2本〜4本の木ネジをねじ込んでいきます。ときどき水平器を使いながら、歪みや傾きが出ないようにも気をつけて……。

スタンバイOK!!
水槽台の製作自体は、ただ切って組み立てるだけの話なので、何か特別なノウハウやTipsがある訳ではありません。道具と材料があれば、どなたでも2〜3日で組み立てられると思います。頑丈な水槽台を自分の手で完成させると、達成感もひとしお。愛着が湧いてきます。

そして特別なノウハウやTipsが必要になってくるのはこの先。水槽の「立ち上げ」と「水作り」……これには濾過システムを中心にマニアックな知識が介入してきますし、アクアリストさんによって、こだわりも違ってきます。
