PEOPLE
港喫茶ぺぺコーヒー
『松木一平さん』

松木一平さん

前回、「松本農園」の茂さんから始まったPEOPLEカテゴリーの記事。実は「友だちの友だちはみな友だちだ……」という例の数珠つなぎ形式を採用しておりまして、今回ご登場いただくお客さまは皆さんご存知、『港喫茶ぺぺコーヒー』のマスター、松木一平さんになります!!

私も真鶴に引っ越してきて以来、ずーーーっとお世話になってます

一平さんは真鶴出身でありながら、町の活性化のために日本各地で地域創生のノウハウを学び、実績を積まれてきたという経歴の持ち主。その果てに「地域おこし協力隊」として、なんとご自身の地元である真鶴に戻ってこられました。

真鶴港の向かいの古い割烹料理店を改修し、『ぺぺコーヒー』を開業されてからは、みるみる沢山の常連さんが集まる場所に。今では観光客の方々と町の方々との輪も繋ぐ、素敵なハブスポットとなっています。そんな一平さんのお人柄に迫るべく、突撃取材を挙行してまいりました!!

すると偶然、茂さんも来店されてたので、前回の分もまとめて取材できたじゃん……と心の中で一人ごちました



「趣味人一平」

普段カウンターでは、気さくでありながらもどこかクールなマスターを気取っている一平さん。しかし、一歩踏み込んで深掘りしていくと、チャーミングな一面がいくつも見え隠れします。その中でも、彼が「ポケモンを愛し続ける永遠の少年」であることは、皆さんご存知ないかもしれません。

奥様にも隠れてカードを今でも買っているという噂ですから

カード収集を始めたのは、ポケモンカードの第一弾がリリースされた29年前から!! その頃の初期カードには、1枚で数万円などの高値がついているものもあって、今でも収集が続いているその総量は、ご自分でも把握しきれないようです!

でも、カードバトルは一度もやったことがないって所が可愛い♡

その他にも、海鮮料理の「まるみ」さんや干物の「魚伝」さんと真鶴「サウナ部」を結成し、近隣の箱根や湯河原のサウナを巡っては「ととのい」まくり!! また「森下魚店」のご主人と小田原のキックボクシングジムに通っては「殴りまくり」「蹴りまくり」で日々のストレスを発散されているようです。




「お助け人一平」

忙しいお店の合間を縫って、多数の趣味をこなされている一平さんですが、「一番の趣味は仕事だ」といつも仰ってます。そのお仕事の筆頭にはもちろん、喫茶店のマスターが来るわけですが、この真鶴の町を活性化させることもご自身に課せられた大切な使命。

助けを求める各方面から声が上がると、出動せざるを得ません。真鶴にUターンしてすぐ消防団への入団を誘われ、ぺぺコーヒーの営業を始めるとすぐに、組合や商工会などからも引っ張りだこに!

カフェを閉めてからも20時ぐらいまでは真鶴のために奔走されているそうです

最近では「MMK(真鶴盛り上げよう会)」という団体の代表理事を務めるなど、着々と真鶴町での権力(?)を握らされつつあります。茂さんは「そういう地域の役職は昔からその土地に住んでいない限りなかなかもらえないものだから、それだけ頼りにされているのはすごく良いことだと思うよ」と一平さんにお話しされていました。




縁を大切にする真鶴

こうした組合や団体への加入を厭わずに快く引き受けているのは、「何事も人と人との縁が大切であり、それを守っていきたいから」というお考えから。私も「ぼんぼん鮫最中」のお披露目の時から、たくさんのご縁を頂いてきました。

この日のお話で驚きだったのは、一平さんが奥様と出会ったのは、二宮神社内の「きんじろうカフェ」で働いていたのがきっかけだと思っていたら、その前から奥様のお姉さまとは知り合いだったことが判明したというエピソード。その上奥様は、遠方に住まわれていたのに幼少期に松本農園へ行って茂さんとも会われていたそうで……。

何か見えない力で引き寄せられているのかも……と、その場の一同盛り上がりました

人からもらった縁を大切にし、それをまた別の人へと循環させていくことで、「真鶴全体が縁を中心として、人と人とが繋がる街になればいいな」という一平さんのお考え。マーシャル・サリンズの贈与論が想起されます。真鶴町のピンチにUターンで戻ってきたヒーローの活躍に、今後も乞うご期待です!









Author
はなな
真鶴町在住の大学生。家族の協力を得て『まなNAVI』を運営しています。趣味はウクレレ(ギター)と豆チョウ採集。夢は、開発中の「ぼんぼん鮫最中」をいつか商品化することです!!