真鶴の玄関口

東京方面から車を走らせてくると、真鶴町に入って一番最初に目に飛び込んでくる飲食店が『主屋(ぬしや)』さんになると思います(たぶん)。のぼりがずら〜っと道路沿いに並び、電光掲示板も複数設置。何より「魅力いっぱい 真鶴半島へようこそ」の巨大看板!!
テレビに取り上げられることも多く、昨年のテレビ朝日「相葉マナブ」では、バイキング小峠さん、あばれる君、ハナコ岡部さんがいっらっしゃってました。名物の「まご茶漬け」を店主の須合さんが伝授。楽しいお歌も披露なされて、親近感がぐっと湧きました。……でも私が一番身近に&誇らしく感じたのはこの看板!!

真鶴を舞台としたしげの秀一さんの人気レースアニメ。その第3シーズンが放映されている間、いつもの巨大看板が衣替え。聖地巡礼にいらっしゃるファンの皆さんを歓迎していたのです。そしてアニメのレースシーンでも、この「主屋コーナー」がコースの要所として何度も登場。カナタくんのトヨタ86が駆け抜けて行きました。

「まご茶漬け」
手に汗握るレース展開に引き込まれつつも、『主屋』さんの看板が映るシーンになると、その精巧な背景に(いまどきのアニメはめっちゃクオリティー高い!!)、思わず「食べた〜い」とはらぺこスイッチも押されちゃっていた私。中でも真鶴名物の「まご茶漬け」は大好物!!

房総半島から伊豆半島あたりまでの港町で、漁師めしとして伝わってきたという「まご茶漬け」……その発祥はネットで調べても不明なのですが、「真鶴の漁師メシがルーツ」と断言しているサイトも存在しました。こちらの「神奈川県公式観光サイト」が謳っていますから、本当なのかもしれません。

アジの身を細かく叩いて、薬味をまぶしてご飯といっしょに喰らう! お醤油やミリン、味噌やお酒で味付けをしたり、「なめろう」のように練り上げたりするのは、それぞれのお店やご家庭でバリエーションもあるようですが、『主屋』さんの場合には完全には叩き潰さないで、コロっコロっとしたアジの身が、ちょうど良い加減で残っています。

半分ほど「なめろう丼」状態のままで食べ進めた後はお楽しみ! 出汁の効いたおつゆをかけて、お茶漬けにして食します。サーッと熱いお湯をかけると、お刺身が半茹でになるので、その絶妙な半生状態でかっ喰らいます!! 「まご茶漬け」の名の通り、まごまごしている暇はありません! 忙しい船の上での漁師メシなので、こう呼ばれるようになったとの説もあります。
「海鮮ラーメン」

私が「まご茶漬け」に夢中になっている一方で、母とおばあちゃんは「おすすめ定食」という一番豪華(?)なメニューを分け合って注文していました。お刺身の他にアジフライ(or焼き魚)、小鉢もいくつかついてきます。確かにお年寄りの女性2人では食べきれないボリュームです。

そして父は「海鮮ラーメン」。……これが「貝」だけでアサリ、ホタテ、ムール貝と3種も揃っているという豪華さで、磯の香り漂う出汁がしっかり出ています。車で「主屋コーナー」を曲がるたびに、「海鮮ラーメン」の文字が電光掲示板にピカピカと光っているので、前から食べてみたくて仕方なかったそうです。

「主屋の歌」
他にも煮魚、焼き魚、フライに丼物と……メニューは盛りだくさん! これからも通って、全品制覇を目指さなくてはいけませんね。そして店主さんとも仲良くなって、「相葉マナブ」で披露されていた「真鶴主屋 店歌」を歌っていただかなくっちゃ!

♪海よ海よ海よ 相模の海よ 幸ちをもたらす 相模の海よ
ここは真鶴 魚の本場 鯛やひらめが群れ泳ぐ
魚好きなら 魚好きなら 寄ってらっしゃい 喰うてらっしゃい
主屋に寄って 喰うてらっしゃい
熱く熱く燃える心に夢を 笑顔あふれるお店でいたい
ここは真鶴 まご茶の本場 あじやいわしも 群れ泳ぐ
心づくしの 心づくしの 漁師の料理 喰うてらっしゃい
主屋に寄って 喰うてらっしゃい
