SPOT
写真展開催予定!
『遠藤貝類博物館』

遠藤貝類博物館

私がまだ海で魚を採れなかった幼稚園生の頃、夢中になっていたのが「ビーチコーミング」、つまり貝殻集めです。白や黒の地味な貝殻の中に、薄ピンクや薄紫色のものを見つけた瞬間のあのトキメキ。

皆さん誰もが一度は通った道ではないでしょうか

そんな貝殻集めの先駆者……って比較してはいけませんね。極めた先駆者であられる遠藤晴雄氏のコレクションを展示するのが『真鶴町立遠藤貝類博物館』です。館内には真鶴の海で見つかる身近なものから、遠藤氏が世界中から集めた超レアなものまで、驚きのラインナップが揃っています。

ちなみに、髪を櫛(コーム)でとかすように浜辺を探索することから「ビーチコーミング」と呼ぶそうです。素敵な名前ですよね。



遠藤氏のコレクション

驚くべきはその数、なんとおよそ5万点!1915年から遠藤氏が生涯をかけて情熱を注いだ結晶がここにあります。私のお気に入りは「クジャクアワビ」。その名の通り、孔雀の羽のような輝きを放つアメリカ南西部の貝です。かつて民芸品で宝石代わりに使われていたというのも頷ける美しさ!!

日本のアワビよりも派手だしとにかく大きかったです!

そして、この博物館最大の目玉といえば「オキナエビスガイ」の展示。かつては化石でしか存在しないと思われていたものの、1856年に生存が確認され、「生きた化石」と呼ばれるようになったロマンあふれる貝です。

世界に30種あるうち、なんと27種がここに集結しています。中には数百万円の値がつくものもあり、厳重なガラスケースの中に鎮座するその姿は、貝に詳しくない私でも「これはタダモノではない……」と圧倒されるほどのオーラを放っています。




写真展開催予定!

さて、今回の本題。今年で9回目を迎える海中写真展「知られざる真鶴の海」の作品募集が始まりました!締め切りは12月26日です。応募条件は「真鶴半島のダイビングポイントで撮影された水中写真」であること。枚数制限はなく、過去に撮影した作品でもOKだそうです。

応募は、利用した真鶴のダイビングショップへ手渡し、またはメールや郵送で受け付けています。詳細はこちらの公式URLをチェックしてみてくださいね。私も応募しよう!……と思ったのですが、実はまだ真鶴でダイビングをしたことがありませんでした。

スノーケルで満足しちゃって。来年こそはチャレンジしたいです。

展示期間も2026年2月中旬から9月末まで。ほぼ一年を通して展示してもらえます。ちなみに、写真を提供した方は展示期間中、無料で入館できる特典付き! これは応募しない手はありません。町内外問わず、応募しちゃいましょう!




謎の駐車場?

最後についでのお話をひとつ。真鶴の岩地区、以前ご紹介した「see sea burger」の近くに、なぜか「遠藤貝類博物館専用」という駐車場があるんです。初めて見たときは「えっ、こんな離れた場所に?」と二度見してしまいました。

でも、よーくよく考えてみたら、これはきっとお客さん用ではなく、学芸員さん用。『遠藤貝類博物館』さんは、ただ貝の展示をするだけではなく、ディスカバー・ブルーさんや横浜国立大学さんと協力して、最新の真鶴の海を研究されています。

昨日行ったら、サンゴを育てる水槽が新たに設置されていました!

真鶴の海は最近、造礁サンゴ(ハードコーラル)が根付いてきて、サンゴが生息する「日本の北限」どころか「世界の北限」だと注目を集めています。きっとあの駐車場は、学芸員さんが岩海岸などで海洋調査をする際に使う拠点なのでしょう。

地元の方ならお分かりでしょうが、岩地区から博物館までは歩いて1時間ほどかかります。わざわざここに車を停めて歩く人はいないはず……。自分の中でそう結論づけたら、妙に納得してスッキリしました。









Author
はなな
真鶴町在住の大学生。家族の協力を得て『まなNAVI』を運営しています。趣味はウクレレ(ギター)と豆チョウ採集。夢は、開発中の「ぼんぼん鮫最中」をいつか商品化することです!!