前編からの続きです
なんとなんと! 鈴木香里武さん主催の『第4回幼魚サミット〜小さな命が人の営みを繋ぐ〜』に私、森花菜が出演、登壇しちゃった様子をお伝えする記事の後編です。詳しくは前回の記事をお読みいただくとして、ざっとおさらいすると、鈴木香里武さんは静岡にある『幼魚水族館』の館長さん。

一方、私の公演内容は「豆チョウ採集」について。黒潮に乗って沖縄からやってくるチョウチョウウオの赤ちゃんたちを、冬の冷たい関東の海で死んでしまう前に、網で掬ってお家の暖かい水槽で飼う! ……というほとんどの人に知られていない趣味。

そんな、幼魚好きの皆さんが集まる会場でもほとんど知られていない「豆チョウ採集」の講演は、果たして上手く行ったのでしょうか? ドキドキのその結果は、皆さんよりももっとドキドキしていた私の、本番直前の様子からお読みください。

しのび寄る本番……
本日登壇する幼魚のスペシャリスト、名付けて「幼シャンズ11」の皆さんとランチを頂きながらの懇親会が終わると、清水町地域交流センターは12:30に開場。いよいよ午後1時からの本番に向けて、会場にお客さんが集まってきます。

日本には、ウルトアレアなウラシマチョウチョウウオを含めて、53種類のチョウチョウウオがいます。そのすべてをイラストにして、缶バッジにしました。この間、私は控え室と会場にいたので、直接ようすを見ることはできなかったのですが、皆さんに喜んで頂けたようです。

そしていざサミットが始まると、皆さんお話がとっても上手! トップバッターの澤田さんは「サイエンスコミュニケーター」をしているだけあって、女子アナさんのレベルだし、大学の先生は堅いお話になるかと思いきや、おちゃめで面白い方ばかり! 自分の番に向けてプレッシャーがどんどん上がってきちゃいました。
会場の皆さんに助けられました
休憩を挟んで、第二部に入ると私の出番です。300人入る会場は、びっしりほぼ満席。落ち着いたふりをしてゆっくりと階段を上がると、プロジェクターのために光量を下げているとはいえ、演者を照らすスポットライトはやっぱり眩しい。

100%アドリブで話されていたこれまでの方々と違って、私はほとんどが原稿読みで、アドリブはせいぜい10%〜20%挟み込める程度。圧倒的にたどたどしさが伝わっちゃっていたと思います。でも最初に司会の香里武さんが「海から上がってきたばかりですか?」と、私のスノーケル&ウェットスーツの衣装をいじってくださったので、会場からは笑い声が。

そこから冒頭の自己紹介で、私が最年少の幼シャンズ11……まだギリ10代である事を伝えると感嘆の声が上がったり、第1回目の時から観客席に座っていたことを伝えると驚かれたり、その席で香里武さんとお話しができたのが、海の手配師「石垣幸二」さんによるクジ引きだったことに(なぜか)笑い声が起こったり……。

その後は「つかみはオッケー」な感じで、本題である豆チョウ採集の話にも、私の活動の話にも、思っていた以上の反応を頂いて、出版甲子園で優勝した事を伝えると拍手まで巻き起こりました。意外と「豆チョウ採集」をご存知ない方が多かったのが良かったのかもしれませんし、私が下手すぎて、皆さん応援したい気持ちになってくれたのかもしれません。
ただ、ただ、楽しかったー!!
夢中でステージを終えると、その後は超リラックス。演者の皆さんとも仲良くなれて、歴代の幼シャンズ11の先輩にもお知り頂いて、幼魚水族館に移動してからもたくさんの人に褒めて頂けました(やっぱり皆さん保護者のような気持ちで見守ってくださったのかも……)。
