OCEAN
はななのフィッシュ日和*53
『出版甲子園の道(その3)』

真鶴のポテンシャル?

早稲田の学生さんが中心となって開催される出版甲子園』『……私は「豆チョウ採集」本の出版を目指して、夏からチャレンジをしてまいりました。一次審査で「企画書類」をまとめ、二次審査で「見本原稿」を書き、三次審査で決勝大会プレゼン用の「スライド(パワーポイント)」を作り……

無事、三次審査を通過したところまで前回の記事でお伝えしました

ちょうどその期間が、チョウチョウウオの赤ちゃん「豆チョウ」ちゃん採集のベストシーズン(夏から秋)と重なっていたこともあり、真鶴琴ヶ浜やその他の採集ポイントで、東京方面からいらっしゃる様々な採集家の声をお聞きしました。

するとやっぱり真鶴ってスゴい!! 2年も住むと当たり前になっちゃう真鶴の海も、わざわざ車で来る人にとってはそれだけの価値のある海。中には高校生の男の子採集家もいて、電車で真鶴駅までやってきて、琴ヶ浜まで徒歩で往復したりしてる!

その間にスノーケルで何時間も潜って泳いでるんですよ!? 男の子ってタフ!!

関東近辺では珍しい、こんな小っちゃな半島の形……、土から栄養素が海に流れ出て、餌となるプランクトンを育てるという「魚付き保安林」……、本を作りたい前提で見直すと、漁場としてだけでなく豆チョウ採集にとっても、真鶴は大きなポテンシャルを秘めていることに気付きました。




打ち合わせの日々

本当に本を出版する時にも担当の編集さんが付くものですが、この「出版甲子園」の審査過程でも、学生の担当さんが付いてくれます。毎週の打ち合わせを重ねながら、三次審査まで駒を進めていきました。もちろん今どきですから、リモートでの打ち合わせです。

現在大学1年生の私より当然年上で、優秀な学生さん。でも豆チョウや海や真鶴に関しては、知識も経験も当たり前ですが私の方が上。なかなか意見が折り合わず、3時間にもわたる打ち合わせを喧々諤々と続けたこともありました。

出版の夢を叶えるためのサポート体制も万全なのです

その甲斐もあってか、途中東京で2回ほど行われたプロの編集さん、プロの作家さんにアドバイスを頂くミーティングでは、審査に残った企画候補の中でも上々の評価を頂きました。なんと「決勝戦でダメだったとしても連絡ください」と仰ってくださったプロの編集さんもいらっしゃって、自信につながりました。




担当さん来町!

そして最後は決勝大会に向けてプレゼン台本とスライドを最終的にブラッシュアップ!

せっかくですから担当さんに真鶴まで遊びに来て頂いて、直に真鶴の町と海とを知ってもらおうという話になりました。百聞は一見にしかず。オンラインでのリモート打ち合わせには限界があります。真鶴の魅力はやっぱり身を持って体験して頂かないと!

この日はちょうど、浅田政志さんの写真展『カナガワ ポトガラヒー』の開催期間中だったので、まずは素敵な写真で真鶴の風景と人とを知って頂き、ランチは120cmのチョウチョウウオ水槽がある『honohono』さんで♪

食後は腹ごなしに背戸道を探索。私が復活を夢見る魚座の空っぽ巨大水槽をチラ見してもらって、いつもの『ぺぺコーヒー』さんでお茶。日本のダイビング発祥の地であり、豆チョウ採集家も集まる琴ヶ浜を眺めた後は、ウチで終電ギリギリまで最終打ち合わせに興じました。

遠路はるばる、本当にありがとうございました!



いよいよ、残すは決勝戦!!

担当のお二人にも真鶴の町と海を大変気に入っていただき、「真鶴を豆チョウ採集の聖地」にしたい私の野望もご理解頂けました。最後にそれをもりもり盛り込んで、1週間後に迫った早稲田大隈重信講堂は決勝大会に臨みます!!

果たしてその結果は……次回のレポートをお待ちください!








Author
はなな
真鶴町在住の大学生。家族の協力を得て『まなNAVI』を運営しています。趣味はウクレレ(ギター)と豆チョウ採集。夢は、開発中の「ぼんぼん鮫最中」をいつか商品化することです!!